あれから約4ヶ月の今の自分
前回の記事から約4ヶ月くらい経っちゃいましたが、相変わらず社畜をやってます。
そしてついに同僚はみんな辞めてしまいました。同僚だけじゃありません。後輩も次々といなくなり、今年入社した新卒も残り1人。
どうですか?この状況。仕事内容とか給与とか休みとか具体的に説明する必要ないですよね?
だって辞めてく社員の数が物語ってるから。
流石の会社もこの状況には危機を感じたらしく、緊急会議を開いたらしい。
部長を始め、ある程度のリーダークラスの社員を集めて会議室へ。でもね、やっぱり気付いてないよねこの会社。
上の意見なんて何の意味もないんです。もっと尊重すべきは平社員の考え。
社員が辞める理由ってなんだと思います?給料がひくい?残業が多い?出世できない?
違う!1番辛いのは上司との人間関係だ!
怒り方を知らない上司!部下を見ていない上司!部下を育てるつもりがない上司!
いい加減にしろ!お前は自分の立場を守ってるばかりで、部下を全く守ろうとしていない!
部下が辞めていく→部署が成長しない→上長の評価も上がらない
奴らは自分で自分の首を絞めている。それに気が付かず、今もバカ同士、辞めていく若手社員について話しあっている。
こんな会社は早めに見切りをつけた方がいいのかもしれない。俺も早く転職するか。
このままこの会社で会社員をしていて幸せになれるだろうか?
今年で30。入社して4年。よくこんなにも長く続いたものだ。
前職は入社して半年で退職。その前は入社して3ヶ月で退職。周囲からはダメ男のレッテルもはられた。
ニートも1年ほど経験した。毎日好きなだけ寝て、好きなだけゲームをして、スーパーの割引惣菜、マック、100均で食いつなぐ。運動してないし金ないわりにバクバク食べていた。でも太らなかった。
親からは真剣に心配されて、親戚には近所に見栄をはるため「仕事してる」と紹介をうける。
ダメを絵に描いたようなダメ男だった。それから何とかここまで立ち直れた。会社は1年も続かないとバカにされていた俺が4年。
自信もついて、やっとまともな人生になるとホッとしていた。
でも、会社員になったらなったで見えてくる将来への不安。一向に上がらない給料。ボーナス、残業手当もない。平日の同じ時間に同じ電車で同じ行動。
ニートの時とギャップがあり過ぎて、はじめの1年はヘトヘトだった。今でもなれるところか、日に日にこのまま限られている時間を過ごしてていいのだろうかという不安にも襲われる。
30超えてからの転職はある種のギャンブルと聞く。自分は技術者としてある程度のスキルはあるけど、このスキルがどこまで通用するかも分からない。
つまり、今の会社から一度外れれば、あとは次の会社に受け入れられるかどうかにかかっている。
でも、上がらない給料、毎日消耗するだけの時間。希望もないこの会社にしがみついている時点で負けな気もする。
だったら思い切って転職をするのもいいかもしれない。どうせこのままこの会社にいても将来は見えてる。だったら少しでもいい環境で人生を満喫したい。
転職する!また新しい人生にする!
分かっていたが上司は本当の馬鹿だった
若手社員が辞めると決まって、抜ける穴を埋めようと必死に求人を行っている。
32才フリーター未経験、書類通過。
「全く知らない方がかえっていいのかもしれない」
「やっぱり社会人経験だな。若い奴はその点ダメだ」
「簡単な顧客対応なら出来そう」
一体上司は何を考えているのだろうか。その程度で人を採用するのだろうか?
そして決定的な発言をした。
俺「次の人は忍耐力がある人がいいですね」
上司「ちょっとやめてよ〜まるで俺が悪いみたいじゃん」
全く自覚がない!上司は自分の教え方や接し方に何の違和感もないと思っている。これだけ人が辞めているのに自分が悪くないと。全て部下が悪い、ハズレを引いたと思っている。
分かってはいたが、本人の口から直接聞くとかなり愕然した。
当然ながら部下がいないと仕事が回らず、関係のない人の仕事量が増えるため早急に人を採用する流れだ。
しかし、今度は新入社員が入社3ヶ月で退職するというレッテルがこの部署に貼られることはほぼ確定している。
その場しのぎで次々と入れ替え差し替えで社員を補助していく方法しか頭にないのだろう。
人材は育てて人財になる。
この事に気がついていないようでは、上司の仕事量は減らない。自分で自分の首を締めている状態だ。
何が最善で何を改善すべきか。役員に近い立場の上司に誰も忠告はしない。
このブログを上司が見ていて気付いてくれるといいのだけど。
去る者追わず
上司にこっぴどく怒鳴られていた同僚が正式に辞める事になった。
まだ周知されてないが、やっぱりなという思いは誰しもがいだくはず。
そして先駆者を見送る俺は、「残念だ」という気持ちより「解放されてよかった」と思う。
来る日も来る日も同じように上司から怒られて、精神的に追い込まれていた。自分ではないのに、そのやり取りを聞いているだけでかなり不快だった。
人間性を根本的に否定するやり方。あのやり方で部下が育つとは到底思えない。
思えば俺がこの部署に配属されて1年半。今回辞めた彼のポジションの人はみんな3ヶ月以内に辞めて行った。
1人、2人なら「人材にハズレがあった」と言えるかもしれないが、今回で3人目が辞めた。
上司の言い分だと仕事が出来ないゆえの退職とするだろうが、今回でどう考えても指導していた上司に責任があるという事が確定するに違いない。
決して仕事が出来るとは言えないにしろ、まだ20代半ば。失うには惜しいはずの人材。
当然、彼のポジションには誰かしら必要なわけで、また他部署からの補充があるに違いない。
しかし、それを会社が認めるのか?追い込み部屋とかした部署に移りたいと手を上げる人はいるのか?
人を増やして部署を大きくするどころか、人を辞めさせて会社の人材を減らしている状態だ。
しかしながら、当の上司は口を揃えてこう言うだろう。
「あいつは仕事が出来なかった」
1人目の犠牲者がこの部署に迎えられた時、上司はこう言っていた。
「君は意外性があるから期待してる」
2人目の犠牲者が迎えられた時はこう。
「辞めた○○と違って君は仕事出来るから期待してる」
そして今回の犠牲者はこう。
「これまでの○○と○○はあっちの部署でダメだったからウチに来た。君の場合は私の指名だから」
その結果がこれだ。つまり誰がやってもダメなポジションなのだ。
上司はその事に気が付くのか?それともしらを切って、また平然とウソを突き通すのか?
ただ言える事は、周囲からの上司に対する目は一層厳しくなり、信頼はなくなり、売り上げ以前に仕事が回らず部署の存続が危うくなった事。
社内コミュニケーションってそこまでこだわる必要ある?
会社の上司は話し方をはじめコミュニケーションにうるさい。
社外のお客さんとのやりとりなら、厳しく言うのは分かる事だが、社内での会話にも完璧を求める。
伝えたい事しっかり伝える。当たり前のことだ。でも、伝えたいだろう事を察する事も大切だ。
要は、完璧なコミュニケーションを求める奴は究極な受身体質。一つ正解しか取り入れないし、理解しようとしない。
これはどうゆう事かと言うと、極めて効率が悪いコミュニケーションと言える。
上司は、正しい文章で、起承転結をしっかり伝えろと言うが、いちいちそういった事を意識しながら社内でコミュニケーションをとっていては、逆に上手く話そうという事ばかり意識がいってしまい、余計に伝わり辛い話し方になってしまう。
この事に気付いていない。
仕事ができる人間は、まず相手の気持ちを察する事から始める。そうして、次に相手が発する言葉をある程度予想した状態で話を聞く。
私の会社の上司がやっている、完璧なコミュニケーションは言い方を変えれば、伝えようとしている人への意地悪だ。
どうせ心の中では事の状況を理解しているのに、「こいつしっかり話せねぇな」とあざ笑っている。
そういう奴に限って完璧主義だ。一緒に仕事する中で一番面倒なタイプの人間。自己中心的で、全てにおいて自分が実権を握りたい性格。
コミュニケーションを重視している張本人が、コミュニケーションを壊している。
もし上司が、本当に相手が伝えたい事を理解出来ないのであれば、それは読解力が極めて低いと言える。
同じ日本語であれば、ある程度のワードの羅列でも伝わる。
これは小学生レベルの話し。
子供だったあんな断片的な話し方でも大人とコミュニケーションをとっている。
それでも「言いたい事が分からない」と文句をタラタラ言う奴は、腹黒い構ってちゃんだ。
上司に会社を辞めると伝えたら態度が変わった
あまりにも上司の言い方とやり方が酷いと感じたため、先日、上司を会議室に呼び出して会社を辞めると伝えた。
怒られた直後だったので、突発的な事あったけど、それまで積りに積もったストレスも爆発したのかもしれない。
上司が一通り言いたい事を言い終わった後、「ちょっと時間いいですか?」と言って空いている会議室へ上司を連行。
落ち着いたトーンで俺は言った。
「すいません、僕辞めます」
「そんなんだとホントいらないから」「お前みたいな利益を生まない奴は正直邪魔」「真面目にやらないとクビ切るよ?」
日頃からそんな言い方をしていた上司のことだ。どうせ「あそう。いつで辞める?」とでも言うと思った。ところが、上司が発したのはクソみたいな言葉だった。
「ごめん!辞めないで!困る!」
一瞬、聞き違いかと自分の耳を疑った。さらに上司は、
「ごめん!ちょっと言い過ぎた!」
鼻から何と言われても辞めるつもりだったけど、このカスみたいな本性を表した上司には心底呆れた。
もっと上司らしく引き止める、もしくは送り出すのかと思いきや、謝る、そして反省をするっていう。
こんな様子の上司を前に、「怒り」と「笑い」と「呆れ」が一気にやってきて辞める意思は完全に固まった。
その後、約2時間に渡り説得をされた。初めの30分は断固たる決意で辞めると言い張っていたが、上司のしつこい姿にめんどくさくなってきた。
「考えます」
そう言って、その場からは逃れられた。
そのまま業務に戻ると、いつもは投げつける仕事を「俺やるから」だ。
なんだこいつは。
これが一部署の長の姿か?さらに失望した。
きっとこいつはこうやって人によって態度をコロコロ変えて、ここまで登りつめた人間なんだろう。
でも明らかに違う。これじゃない。俺はこれを求めていない。むしろこのやり方が通用すると思っている時点で、仕事としてではなく人間としてのレベルの低さを知った。
俺は今までこんなクソみたいな奴の下でイビられ、耐えて、自分を抑えていたと思うと、費やした時間が惜しくなった。
それから俺は何事もなかったかのように真面目に仕事をしている。フリをしている。
体調不良と言って午前中に面接を受けたり、家庭の事情と言って有給消化をしている。
出した書類審査は全て通過。二次面までも数社決まった。内定はほぼ確定。
後はいかにこのクソみたいな奴らにトドメを刺すことが出来る辞め方ができるかどうか。
今のところ、すっかり心を入れ替えて真面目に仕事をしていると思い込んでいるようだ。
その証拠に、以前の説教が復活してきた。ウザい上司に戻った。全くコイツは懲りないな。
「失敗を改善に繋げない」
俺に言い放ったその言葉、そのまま返すよ。
最近の若者はキレやすいだの、やる気がないだの言われているが、そんなの知った事ではない。お前のせいで自分の人生台無しになると確信したから、取り返しがつかなくなる前に軌道修正をしただけだ。
上司であるお前がどんな仕打ちを受けてそこまで上り詰めたかは知らんが、少なくてもお前のようにはなりたくない。
やられた事を同じように後輩にやって、成長を手助けし、あたかも自分は感謝される身だと勘違いしている。
部下は1人の人間。それぞれ個性もあって特性もある。上司はそれを見抜き、最適な方法で指導する義務がある。
飴と鞭を上手く使い分け、怒っているのは仕事だからだと理解してもらう。ずっと怒られているばかりだと、自分という人間そのものが否定されていると思ってしまう。それが今の若者の特性。
部下の育て方が分からない奴は、人の上に立つ資格はない。人を育てることが出来ないな奴に、会社を育てることは出来ない。
とある求人サイトに派遣登録をしようとした結果
「平日しか面談をお受け出来ません」
在職中の俺にどうしろと。休めるような職場じゃないし。
そもそも、派遣元って喉から手が欲しいほどじゃないの?休日対応してくれるのが普通じゃない?
在職中の求職者って平日とか時間作れないって常識だよね?そこを何故同じように平日のみの対応になるの?雇う気ある?ないよね?
てか、あれか!俺の経歴みて、「この程度の人材はなぁ…」みたいに足下見られた感じか。
そう来たか〜自分では結構いい条件の人材だと思ってたのにそう思われてたか〜。不覚だわ〜。
どうしようかな〜。
「ちょっと体調不良で午前休します」を使おうかな〜。
そうした場合、ウチの会社、私服だから面談も私服じゃないとヤバイよな〜。前途多難だな。
在職中の転職って本当に大変。でも頑張ろう!