最近だんだんと社内ニートになってきている気がする
相談しない部下に育てたのは上司のお前なのかもしれない
今日、またいつもの若手社員が上司に罵倒を浴びせられていた。
「どうしてこんな面倒なやり方をしているんだ!俺に聞けばすぐ済む事だと分からないのか?」
ごもっともだ。たった一言「これはどうしましょう?」と相談すれば済む事。たった一言。
そこでふと、同じ若手社員が怒られていた時の様子が思い浮かんだ。
業務に追われて忙しい上司。そこに、いつもの若手社員が「この資料はどのように書けばいいですか?」と質問をした。
すると上司は「そんなの見てわかるだろ!聞く前に考えろ!思考停止してるのか?」と怒鳴り散らす。
若手社員は萎縮して、うつむきながら席に戻り、頭かきながら理解しようと考えていた。
そして今日。若手社員が以前と同じように、考えながら業務をこなしていた、まさにその瞬間であった。
「どうしてこんな面倒なやり方をしているんだ!俺に聞けばすぐ済む事だと分からないのか?」
怒っている上司本人は、どれだけ自分が理不尽な事を言っているのか分かっていないようだった。
若手社員とさすがにムスっとした表情で、怒りを抑えながら「すいません。以後気をつけます」と繰り返している。
「分からない事は何でも聞いて。聞いた方が早いし効率的だから」
「でも考えれば分かる事はちゃんと考えて。私も忙しいし、いちいち君の質問に答える時間も無駄だし」
この対極的な二つの助言を踏まえ、若手社員は丁度いいアンバイで、効率よく業務をこなすことが出来るのだろうか?
若手社員の先輩でもある俺は無理だ。断言できる。
彼は部下にどうなってもらいたいのか?そして、その目標のために、上司である自分はどういうサポートをする必要があるのか?
営業マンは昼食を外で食うな!
ウチの会社では、営業マンは外でお昼ご飯を食べてはいけない決まりになっている。
理由は単純で、お客さんから電話がかかって来るからだ。ガチガチの営業会社だ。
以前ニュースで話題になったが、昼休み中でも電話を取れという会社のやり方が納得いかない若手社員もいるようだ。
俺も若手社員と同じ意見で、昼休みは仕事から離れられる唯一の時間なので、電話対応などしたくはない。
あと営業じゃないので、極力外でお昼ご飯を食べるようにしている。
というか、ある程度モラルのあるお客さんなら、12時〜13時はお昼休みなんだろうなと思うはず。
そこにわざわざ電話をかけてくるお客さんはほとんどいないと思う。かけてきても、昼休みと伝えれば全く問題ない。
それなのに、昼休みに営業マンを電話に貼り付けているこの会社は、モラルがない方なのでは?と考えてしまう。
お客様主義なの分かるが、度か過ぎると社員のモチベーションも下がる。
上層部が何を考えているかは知らないが、一般社員を同じ会社で一緒に働く仲間として見れない上司には付きたくないし、協力しようとも思わない。
時代は徐々に現場主義に変わっている中、一日中オフィスにこもっているようでは、会社の成長は見込めないのだと思う。
副業のスキルは本業に活かさない!
今取り組んでいる副業は、本業で身につけたスキルがあるから出来ているような仕事内容。
技術者として多少の知識はあったものの、職務経歴上では全くの素人今の会社に入社した。
ここまで成長できた事に関してはかなり感謝をしている。とはいっても、特に学んだというより試練を与えてくれた事にだ。
頼れる先輩がいない状態から、自分で調べ、実践して、やっとプロとして通用するまで成長出来たと思う。
おかげで求人サイトを見ていても、どこでも通用するのでは?という自信すらある。
この会社に出会えて本当に良かったと心から思う。
だかしかし、副業で極めたスキルを逆に本業へバックをしようとは一切思わない。
副業とはある種の固有なビジネスモデルだと思う。
つまり、副業とはいえ、本業とは同業のビジネスライバルとして考えてしまう。
だから独自に身につけたスキル、ノウハウは絶対に共有はしない。
ビジネス規模なら圧倒的に本業に負ける。そんな本業より稼ぐためには、まずどんな副業をやっているかを徹底的に隠し通して、ある日突然横槍で対抗するのが最善策だと考える。
本業の技術や情報はそのまま副業に流用して、副業で扱うサービスの質を高める。
同じサービスを提供するなら、副業でやる方がコストを抑えられる。その分価格に還元すればさらに集客できる。
結果的にどういう事が言いたいかと言うと、会社にとって1番の脅威は社内にあるかもしれないという事。
優秀な人材だと思ったら、裏で事業展開をしていた。
会社が投資して構築したノウハウをそのまま副業に使われていた。
そんな事が技術業界では頻繁に起こっている。
では会社はどうしなければいけないのか?
優秀な人材、または将来脅威となりうる人材は、どんな手を使っても囲い込む事をしなければならない。
1番の簡単な方法は地位を与える。
一般社員と役員では、当然会社に対する意識は違う。
「お前がこの会社の柱になっている」という事を理解させることが出来る。
地位を与えただけだと、責任と仕事だけが重くなっただけになるので、当然給与もそれなりに支払う必要がある。その他に役員待遇なども必要。
会社はもう少し人材という価値に気付くべきだ。
当たり前に残業をさせて、ボーナスもあってないような額。
これが普通と思い込んでいる我々社畜も問題だが、その心理に漬け込む経営者はとんでもない鬼畜だ。
もっと自分は働きてとして価値があると考えるようにしよう。そこまで対したスキルじゃなくても、労働者としての意識は持ち続ける。
働かせてもらっているじゃない。会社を支えている対価の給料だ。
もっと断固とした意志を持とう。
派遣社員がものすごく魅力的に見えた
そろそろ今の会社の環境にもウンザリしてきて、本気で転職を考え出し求人サイトを見ていた。
正直なところ、今のスキルと年齢勝負で、大手企業にすら余裕で内定もらえる自身がある。
そんな中目に止まったのが派遣社員な求人だった。
なになに、時給が1800円!?想定月収30万超え!?
これは今の会社がアホらしく思えて仕方ない。
サービス残業、丸投げ業務、劣悪な人間関係、空気の悪い仕事環境、昇級昇進が皆無。
副業にも力を入れたい今の自分には、もう派遣しか選択肢がないようにも思う。
早速後で派遣登録をしてみるか。そこから担当者と話し合ってお互いの条件をすり合わせていこう。
はじめは今の仕事を辞めたら、副業から専業にシフトチェンジをしようと考えていたが、どうにも厳しいと感じて焦っていた。
でもこれで、ちょっと明るい未来が見えてきた気がする。
派遣社員になってもこれまで通り、副業は続ける。そして独立という目的に向かって頑張る。
片道1時間という今の仕事のおかげで寝坊グセはすっかり治り、体調不良以外の遅刻は一年以上していない気がする。
心なしかコミュ障もなくなったようにも思える。
今のままだと全く何もできないから早く動いた方が良さそう。
思い立ったが吉日。早速動きますか。
年金受給年齢が75歳になるらしい
65歳に先延ばしされて、もう既に75歳にという話しが出ていることに驚いた。
鼻から年金は当てにしないで老後の為に貯蓄はしているが、これでますます自分の将来が不安になって来た。
ちなみに男性の平均寿命は80歳。
仮に80歳まで生きれたとしても、5年しか年金はもらえない。
厚生年金をこの前あと40年払い続けたとして、負担額は約1800万円。
そして年金受給年齢が75歳になって、平均寿命の80歳まで生きたとして、5年。総支給額は約900万円。
平均寿命より5年長く生きないと、900万円過払いになってしまうということ。
果たしてこれで将来の為に年金を納めていると言えるだろうか?
厚生年金を納められる正社員は勝ち組と言われていたこれまで。
良く考えてみれば、強制的に支払い義務が課せられる正社員は負け組とならないか?
これからは何でもかんでも正社員ではなく、自分の理想のライフスタイルに合った雇用形態を選ぶ事が正解になるだろう。
会社に不満を持つ同僚と飲んだ結果
今日、自分と同じように今の会社に不満を持つ同僚3人と飲んだ。
結果から言うと、予想通りの愚痴大会だった。
あいつの言い方が理解出来ない。
あの上司は筋が通っていない。
こんなのやってられない。
言い出したら止まること無く溢れ出てくる、愚痴の数々。
もちろん俺もここぞとばかりに、溜まった愚痴を吐き続ける。
「そうだよな!」という内容から、「それはお前が言った方がいいよ」といった内容まで様々だったが、皆どことなく清々しく言い切っていた表情にも感じた。
上司の言い分もわかるが、俺ら部下の言い分もある。つまりのところ、同じ人間として、優越はつけられず、それぞれ欠点は必ず存在する。そして、その欠点を誤魔化しながら上から物を言い続ける人間は、絶対的に周囲から嫌われやすい。そう感じた。
話を聞いていると、自分の知らないところでの上司の対応な理不尽などもあるそうで、それは黙認出来るレベルとは言えなかった。
週明けに玉になってガツンと言ってやろう!と決断したものの、どうせいつものように同じ月曜日を向けえるのだなと、電車にゆられながら考える。
部下という会社内的に権力がなく弱い立場の人間は、現実に直面すると正気というなの威圧で尻込みするに違いない。俺もその中の一人だ。
もし仮に、今日飲んだメンバーの内の誰か一人でも、その権力に立ち向かう姿を見せたなら、迷わず俺も戦ってみたいと、今、強く思う。
背水の陣ではないが、もう年内には今の会社を辞める決めているので、恐れる気持ちは正直ない。
むしろ自分の思いをぶつけて、喉に引っかかる小骨を取り除いてから、辞めたいとすら思う。
今日飲んだメンバーは全員、転職を考えているとのことだったので、少なからず、考えていることは俺と通ずるものがあると感じた。
人生一度は激流に立ち向かって、思いっきり自分の考えをぶつけて見るのもいいのかもしれない。
もしかしたら、これまで下流にしか流れなかった水の流れが、横へ、はたまた逆流へと変わるかもしれない。
もちろんなにも変わらず、そのまま流される事も考えられる。
でも、例え周りの流れが変わらなくとも、自分の中の流れは確実に変わる。
どうせこのまま続けていても同じ方向に流れるだけ。だったら試してみる価値は十分にある。
絶対に負けたくない。諦めたらそこで人生は決まりそうだから。